背景
pelicanを採用した理由は python で書かれており、何か問題があってもトラブルシュートができるからでした。 実際、AsciiDocのプラグインが文字化けしたり正常に機能しないことが多々あり、自分の環境で動くように調整する必要がありました。
また、GitHub Pages のブロクを書いていて、コメントができないのは不便だなーと思いつつ、何も調べないまま Pelican を採用したのも失敗でした。 Pelican でも Disqus であれば、JS埋め込みで対応できるようですが、あまり標準で対応している感じではありませんでした。
そのため、Pelican をやめて Hexo に切り替えることにしました。
Hexo は nodejs で書かれており、npm でプラグインをインストールすることで様々な機能に対応することができます。 もちろん AsciiDoc にも対応したプラグインもあります。
僕は、以下のプラグインを入れています。
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hexo-cli
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hexo-renderer-asciidoc
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hexo-plugin-gitalk
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hexo-deployer-git
Hexo 環境整備
インストール
// Arch Linux の場合は pacman で npm をインストール $ sudo pacman -S npm // hexo-cli をインストール $ sudo npm install hexo-cli -g // サイトのプロジェクトフォルダを作成 $ hexo init harre-orz.github.io $ cd harre-orz.github.io // 依存パッケージをインストール $ npm install // AsciiDoc をインストール $ npm install hexo-renderer-asciidoc --save // gitalk コメントを使うためにをインストール $ npm install hexo-plugin-gitalk --save // Github Pages にデプロイするためのプラグインをインストール $ npm install hexo-deployer-git --save // git の初期化 $ git init $ git remote add origin git@github.com:harre-orz/harre-orz.github.io.git // deploy $ hexo deploy -g
landscape の編集
標準で用意されているテーマ`landscape`の出来はいいのですが、AsciiDoc が生成するコードと相性が悪いようで、CSSの修正が必要でした。
link:themes/landscape/source/css/_partial/highlight.styl[]
asciidoc の編集
asciidoc もそのままでは セキュリティレベルが高く include
が利用できません。レンダリングオプションに { safe: "safe" }
を指定します。
link:node_modules/hexo-renderer-asciidoc/lib/renderer.js[]
gitalk の編集
gitalk
も、標準の場合はトップページに先頭の記事の中にコメント枠が表示され、それがトップページ用のコメントとして認識されてしまいます。
そのため、記事ページに移動してからでないとコメントが表示されないように修正が必要でした。
link:node_modules/hexo-plugin-gitalk/index.js[]
結局、細かいところを直しつつというのは変わらない気がしますが。。。